2023,06,24, Saturday
NJ9Rさん設計のアンテナアナライザーを製作し、その性能に満足な結果が得られました。
製作中に気づいた事ですが、TFT-ILI9341が結構高かった。 PCで接続すればTFTはいらない事に気づき、TFT無しのアンテナアナライザーを作りました。 回路図はここ $50 Antenna Analyzer NJ9R - Callsign Lookup by QRZ Ham Radio リンク先でデータが消えましたので、下記アドレスを参照下さい。 https://github.com/ardugnome/Antenna-Analyzer-Si5351 使用部品 ・ARDUINO NANO (中華製)\500- ・SI5351A \500- ・HTC LM358 ・BNC コネクター ・抵抗で直結すれば良いのだがVR(10K)を実装 ・50Ωの抵抗が無いので、51Ωを実装 ・5KΩの抵抗が無いので2.4KΩ+2.4KΩ=4.8KΩ ・648Ωの抵抗が無いので680Ωを実装 使用方法 ・PCのUSBに接続する。 ・ARDUINO NANOのLEDがチカチカ点灯したら、PCのVNAのソフト を立ち上げる。 ・USBのディバイスが見つからない場合ドライバのインストールが必要。 ・ARDUINO IDEが入っていないPCだとドライバのインストールが必要。 ・中華製ARDUINO NANOはCH340を使っている事が多い。 秋月さんのドライバーは下記です。 USB・シリアル変換IC CH340N: 半導体(モジュール) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販 (akizukidenshi.com) 14MHzデルタループアンテナの測定値 3.5MHzデルタループアンテナの測定値 TFT無しの方が性能が良いみたいです。 配線が短いことが理由かも?? $10 Antenna Analyzer 完成です。 部品の点数は少ないのでユニバーサル基板で作っても良いのですが 配線が多くなるので、プリント基板を作りました。 プリント基板はPCBEを使って手書きして、版下印刷で反転印刷してそれを千枚通しでプロットします。 それをマジックペンでパターンを手書きしています。 そのあと、エッチング、1mmドリルで穴開けしプリント基板の完成です。 基板が完成したら部品取り付け、半田付けして完成です。
| http://minagawa.ddo.jp/blogn_hustler2/index.php?e=21 |
| アマチュア無線 | 04:33 PM | comments (0) | trackback (x) | |
2023,06,24, Saturday
アンテナアナライザーの製作記事をネットを調べてもDDSにSI5351Aを使用した記事が少なく、
DG7EAOさんのアンテナアナライザ MKIIを発見しました。 基本はK6BEZさんの回路からDDSをSI5351Aに変更、更に入力のオペアンプを省略 した設計となっています。 更に探したら、NJ9Rさんの記事を発見しました。 DG7EAOさん Antennen Analysator MKII Antennen Analysator MKII (dg7eao.de) NJ9Rさん $50 Antenna Analyzer NJ9R - Callsign Lookup by QRZ Ham Radio 周波数、スキャン幅はVRで設定出来る回路となっており、部品のILI9341や SI5351Aは秋月電子通商より購入し早速製作しました。 しかし、すぐには動きませんでした。 1.ILI9341は3.3Vで動かすか5.0Vで動かすか、基板の裏にジャンパーがありました。 購入時ジャンパーなしの3.3Vモードになっています。 この状態で5.0Vモードで動かしても表示が正常にされませんでした。 スケッチ例adafruit ili9341 graphicstest は何故か動きました。 TFT-ILI9341は動かない。 このジャンパーを見つけるまで相当時間がかかりました。 2.SI5351AのSCL,SDA信号ラインを10KΩで5Vにプルアップする。 上記、2点の問題を解決し無事動作しました。 秋月電子通商 ILI941 ILI9341搭載2.8インチSPI制御タッチパネル付TFT液晶 MSP2807: ディスプレイ・表示器 秋月電子通商-電子部品・ネット通販 (akizukidenshi.com) SI5351A 3ch出力プログラマブル周波数ジェネレーターモジュール Si5351A使用: 組立キット(モジュール) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販 (akizukidenshi.com) スタンドアロンでは帯域幅が小さく、全体が見えないのでPC版VNAのソフトを接続しましたら、 全体のSWRが見え予想以上の性能で非常に満足できるものでした。 14MHzのデルタループアンテナに7MHzの電波を発射するのですがアンテナカプラーを使わなくても SWR1.0になっている事がこれで確認できました。 PS:完成した後にわかった事ですが、ILI9431のディスプレイが結構高いです。 ディスプレイを外して、ブリッジとSI5351とARDUINO NANOで組み立て、PCで接続すれば\1,500円位で アンテナアナライザーは完成します。 2階建ての家の屋根のひさしに給電点、約5mH 3角形の底辺は物干竿4mHで14MHz用の デルタループアンテナを張っています。 参考にSWRを添付します。 また、北側に3.5MHz用のデルタループアンテナを張っています。 参考にSWRを添付します。 小生が作成したアンテナアナライザーの自作記事は下記のリンクにあります。 hustler2mmのblog (livedoor.blog)
| http://minagawa.ddo.jp/blogn_hustler2/index.php?e=20 |
| アマチュア無線 | 04:09 PM | comments (0) | trackback (x) | |