国際VHFの開局準備
日本メーカーの輸入品で送信出力が25Wの無線機が低価格で販売されています。

この無線機を電監申請すれば国際VHFとして登録し使用する事ができます。

電監申請を行う前に申請書類を作成します。

総務省 電波利用ホームページから電子申請を行うことも出来ますが、電子証明書の

事前準備が必要となりますので、パソコンで入力するFD申請の方が簡単です。

総務省 電波利用ホームページ
FD申請関係・申請フォーマット
申請書を作成する上でネックになるのは無線機のブロックダイヤグラムが必要となります。
無線機の取扱説明書にはブロックダイヤグラムは記載されておりません。

ユニデンUSAに問い合わせてもブロックダイヤグラムは入手できません。
ならば、日本のユニデンに問い合わせてもUSA商品なのでわからないとの回答です。

この無線機はUSAのFCCの検定を取得した無線機であり、FCCのサイトよりブロックダイヤグラム
をダウンロードすることが出来ます。


FCCとは連邦通信委員会(Federal Communications Commission、略称:FCC)

アメリカ合衆国議会の法令によって創設され、監督され、及び権限を与えられたアメリカ合衆国政府の独立機関 (Independent agencies of the United States government) である。

FCC ID 検索サイト



Reports -> Authorization Search を選択する。

FCC ID: AMWUT888
MODEL: OCEANUS DSC

下記のコードを入力して検索する。




検索か゜ヒット



続いて Detail
 ブロックダイヤグラムが見つかります。




これで申請するための資料が整いました。

POLARISのブロックダイヤグラム


ここで問題発見!

電波監理局の立会検査があります。 費用が約80,000円かかります。

また、電波法令集など書類一式揃える必要があります。

しばらく開局はWAITします。


UNIDEN SOLARIS

も 
POLARIS

回路は同じです。
船にマリンVHFを搭載しようと思ったところ、無線機の価格は高いしまた送信出力が小さく、

この無線機を搭載するには投資価値に疑問があります。